1週間ほど前に買って水に浸けていた山わさびですが、いい具合に成長しています。
前回やったことはこちら
水に浸けてから1週間以上経過しまして、ここまで葉と根が伸びてきています。成長が早いです。
山わさびの葉の形ですが、大きく一枚の広がった形とひだのように切れ目が入った形の2種類が出てきているのが分かりますでしょうか?
どちらが先というわけではなく、両方の形が一斉に出てきます。根っこだけ売られていると葉を見るとはあまりないので、育ててみて知った面白い生態です。
このまま水耕栽培していくと栄養が足りなくなってしまうので、早々に土に移動させることにしました。
鉢に移して室内でしばらく栽培します。
ちなみに、このまま水耕栽培用の栄養剤を入れずに水耕栽培していくと、葉と根の成長が止まって花が出てくるトウ立ちという現象が起きます。
植物のトウ立ちは日の長短や気温などの影響で起きますが、栄養不足でも起こりやすくなります。過酷な条件になると自身が成長するよりも、生殖で種を増やそうとする方に傾くのが、自然界で生き残る流れなんですね。
山わさびはトウ立ちすると、小さな白い花が咲きます。
山わさびをビニールポットへ移す作業
こちらが今回使った道具です。
- ・肥料入り培養土(使いかけ)
- ・鉢底石(使いかけ)
- ・筒状スコップ
- ・ビニールポット(鉢が無いので代用)
- ・紙皿(受け皿の代わり)
- ・みかんのネット(鉢の底に敷くネットの代わり)
家にあるものを上手く使って、道具を集めました。なるべく購入せずに済むものは利用していきましょう。
春になれば畑に植えてしまうので、冬の間だけの栽培になります。大層なものを用意しなくても良いです。
作業は簡単です。ビニールポットにネットと鉢底石(少量)と培養土を入れて、山わさびを植えるだけです。山わさびは根の方をよく育てたいので、若干浅めに植えます。
土を被せたら、水をしっかり与えましょう。
特別な手入れをしなくても育ちますが、心配なのは成長が早すぎてビニールポットが早々に目詰まりすることです。
定期的にビニールポッドの底を点検しつつ、何とか春まで耐えてもらいましょう。
余談ですが、この山わさびという植物は、もし水やりを忘れて葉が枯れた状態になっても、また水やりを開始すれば新しい根と芽が出てきて復活します。
収穫まで数年かかりますが非常に育てるのが楽な山菜なので、是非育ててみてください!
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