青いトマトを赤くする方法

家庭菜園・畑作りの雑記
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今年はだいぶ時期が遅れて、例年であればトマトの畑をしまう時期でも大量のトマトがなっていました。

9月末から10月初めにかけて、大量のトマトが収穫できました。

気温は高めでしたが、9月~10月になると日差しはだいぶ弱いです。太陽の高度は下がり、日照時間は減って暗くなる時間が早くなります。

太陽が十分に当たらないとトマトは赤くなりません。株自体も日光不足と気温低下で弱まり容易にうどんこ病にかかります。毎年ですが、終盤はほぼ必ずうどんこ病にかかって終わりです。

私も終盤は追肥をやめ、なるべく畑の肥料分を残さず吸ってもらいたいなと思い放置しています。(栽培終盤で弱っている植物に無理やり肥料を入れても、効果はほぼないです。)

収穫終盤はよく緑色のままのトマトを収穫してしまうことがあります。全然赤くならないなーと思ったら、採ってしまっても大丈夫です。栽培全盛期でも何故かこれだけ赤くならない!といったトマトも出てくることがあるので、これもある程度大きさがあれば採ってしまいます。

収穫した青いトマトを赤くする方法があります。

トマトを栽培されている方なら青いトマトを収穫することもあるので、結構ご存じの方が多いと思いますが、初めての方向けにご紹介しておきます。

青いトマトを赤くする方法

日光に当たって赤くなったトマト

外で栽培していれば、葉を切って日光を入れれば赤くなると言われます。

でも何かの拍子に青いまま取れてしまったトマトや、栽培後半で赤みが足りないトマトなど、既に収穫してしまった青いトマトも赤くすることは可能です。

①窓側に置いて日光に当てる

手っ取り早い方法ですが、20℃くらいのあまり寒くない場所で太陽の光に当て続けるという方法です。

これは栽培全盛期で採れてしまった青いトマトに有効です。8月くらいであれば自然光でも十分な光度に当たることができます。

しかし、秋に収穫した青いトマトには効果は低めです。赤くなり始めていたトマトであれば追熟が期待できますが、そもそも秋の自然光は弱いので十分に光が当てられないので、赤みが出てくるまで時間がかかることがあります。ゆっくり気長に待つと良いでしょう。

②室内で植物ライトに当てる

ほぼ確実に、赤くすることができる方法です。表面がツルっとするまで大きくなった実であれば、赤くすることができます。表面にうぶ毛があってザラザラしたものは、小さすぎてトマトの実として出来上がっていない状態であり、赤くすることはできませんでした。

実が割れていますが、青いまま収穫したトマトをライトに当てた様子です。

青いトマトをライトに当てる。

このトマトはライトに当ててから3日後に赤くなりました。

 赤くなるまでの時間は、そのトマトよりけりです。採れた時の成長段階によって変わります。

 大玉・中玉トマトの場合ですが、もう既に錆色のように赤みが出てきたトマトは1日で完全に赤くなることもあれば、2週間ライトに当て続けてようやく赤くなる実もあります。

栽培終りの10月手前の残っていたトマト。赤くなりかけのトマトも、かなり青いトマトも室内で赤くすることが可能です。

ちなみに味に関してですが、青い実の段階で既に甘さが決まっているのか夏トマトとして普通に美味しかったです。冬トマトよりは甘みが確実にありました。

青いトマトが多くて困った方は是非ためしてみてください。

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