山わさび(西洋ワサビ) おすすめの食べ方と水耕栽培

家庭菜園・畑作りの雑記
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 こんにちは!スーパーでたまたま見かけたので、山ワサビを買いました。

 北海道産 えぞ山わさび 約200円です。

 既に庭の一角で山わさびを植えていますが、せっかくなので買った山わさびの一部を残して増やそうと思います。

山わさびとは

 別名:西洋ワサビ、ホースラディッシュ

 アブラナ科セイヨウワサビ属の多年草で、北海道に自生している山菜の一つです。沢などで育てられている緑色の本わさびとは別のワサビになります。耐寒性があり、とにかく生命力の強い植物です。土の中に残った細い根から成長して、どんどん増えます。

 ほとんど放置していても育ちますが、根が十分に太くなり収穫できるようになるまで3年以上かかります。今回スーパーで買った山わさびくらいの太さになるには、4~5年程かかると思います。我が家は3年くらいで我慢できなくなって収穫しますが、ここまで太くはなっていないです。

 収穫できるまでに数年かかるので、適度に山わさびの数を増やして毎年収穫できるようにしています。

 こちらは数か月前にいただいた山わさびの一部を残して、成長させたものです。(晩秋に撮影したものなので、成長が止まって冬眠状態になっています。)

 山わさびは葉の形状は2種類あり、カブの葉のような大きな葉と、大根の葉(根本の方)のような細い葉が出てきます。白い小さな花が咲くこともあります。その様子は来シーズンでもご紹介できたらと思います。

 アブラナ科なので、暖かくなればモンシロチョウが寄ってきます。夏には葉が多少虫に食べられますが、山わさびの生命力が強いため枯れることはなく、年に1回は堆肥と有機肥料を撒く程度で年々しっかりと成長していきます。(同じアブラナ科のキャベツ・カブ・ブロッコリーは、モンシロチョウなどの害虫で壊滅的なダメージを受けてしまいます…。)

山わさびをすりおろし、醤油漬けにする

 では購入した山わさびを、一部残してすりおろします。すりおろした直後が辛味が強くて美味しいので、今回は購入した半分を使いました。

 残した一部は成長させて、来シーズン畑に植える予定です。上の方が成長が早いようなので、上部を残します。(上部ではなく下の細くなった根からでも、十分育ちます。)

 気になる茶色の皮をそぎ落としてから、すりおろします。

 一度に大量にすりおろすと、鼻と目がしみるので注意してください。また自分で収穫した山わさびを使う際は土を洗い流す時に、スースーとした刺激感が皮膚に出てくるので、なるべくビニールなどの手袋をした方が良いです。

 すりおろすと時間経過で辛味成分がどんどん抜けていってしまうので、すぐに醤油を入れます。醤油を入れることで、辛味成分を留めることができます。

 醤油の量は適当に。だしを入れても良さそうです。ここまでで目がしみて涙がボロボロだったので、醤油だけで手一杯でした。

 容器に詰めて冷蔵庫で保管します。

山わさび おすすめの食べ方

 醤油漬けにした山わさびをひとつまみ、そのまま白米に乗っけて食べる方法が一般的です。辛味が強いので、直接食べるとツンとします。

 他にもステーキなどの肉料理につけて食べるのも、おすすめです。(特に牛ステーキに付けると最高です。)

 私はいつも、山わさびを卵かけご飯に入れて食べます。一番よくやっている食べ方です。本当はお肉に付けたいのですが、お肉がお高いので…なかなか買えなくてですね…。

 卵かけご飯にいれると、山わさびの辛さがマイルドになるので食べやすくなります。山わさびそのままでは辛すぎると感じる人には、おすすめの食べ方です!

残した山わさびを栽培

 食べる分とは別に残しておいた山わさびを、水につけておきます。水は下の部分が浸かる程度の少量で大丈夫です。乾燥する冬の時期なので、水が無くならないように気を付けてください。1日1回は水を替えます。

 写真では窓側に置いてますが、光が差す場所に置かなくても大丈夫です。この後移動させて、水が替えやすい台所の水道の近くに置いています。

2日後の山わさび

 水につけて置くと、数日で小さな根が出てきます。

 こちらが、水につけて2日後の山わさびです。(室温は21~23℃)

 根ではなく、先に芽が出てきました。表面の残っていた根が生きているのかもしれませんが…、必ずしも根から先に出てくる様ではないようです。

 とにかく成長しているということで、このまま見守ります。ある程度根が伸びた頃に、小さな鉢に移す予定です。

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